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Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange coming soon!!

🔷Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange
日本と台湾の舞踏と音楽が共演!
各舞踏家によるワークショップ開催!!


日台の芸術文化交流の一端を担う貴重な2日間のイベントです。民族や言葉の壁を越え、未来を担う舞踏家たちが互いの舞踏や思想を学び、向上することで社会の発展に繋げていきます。さらには、台湾の舞踏の最新動向を紹介!ぜひお見逃しなく!

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■Performance
2023年7月9日(日)
17:30open/18:00start
※終演後アフタートークあり

予約/3,500円 当日/4,000円
学生/3,000円(要学生証呈示)

[出演者]※出演順は当日発表

大倉 摩矢子 × 河崎 純(コントラバス)×辻 たくや
胡嘉 Hu Chia × 五十嵐あさか(チェロ)
南 阿豆 × 高原 朝彦(10弦ギター)

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■Workshop
2023年7月8日(土)

1コマ/2,500円 
2コマ/4,000円 
3コマ通し/5,000円

①13:00-14:30
ぞうとかに(南阿豆+辻たくや)
②14:45-16:15
大倉 摩矢子
③16:30-18:00
胡嘉 Hu Chia

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ご予約・お問い合わせ・contact↓↓↓
大倉摩矢子 Mayako Okura Official WEB

http://mayakoookura.com
お問合せメールフォームがあります。


■出演者プロフィール

🔴胡嘉 Hu Chia


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“フーチャ・シアター(滅劇場)”の芸術監督、台湾国際舞踏協会(社團法人台灣國際舞踏協會)及び台灣猴鶴雙形拳の3代目董事⻑。2008年フーチャ・シアター設立。現在に至るまで、台湾の現代舞踏の身体的美学と書道芸術を融合させた「舞踏-書道芸術」の発展に寄与。この統合された芸術形式を通して、台湾の現代書道と現代美学における、深い禅の精神の共時性を表現する。またフーチャ・シアターの公演は、視覚芸術と舞台芸術の学際的な営みに書道を応用していることが特徴であり、台湾の猴鶴雙形拳の抑制のきいた穏やかな精神を人と環境からなる芸術空間に融合している。
https://huchia.com/


🟠大倉 摩矢子 Mayako Okura

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1999年~2014年舞踏家大森政秀(天狼星堂主宰)に師事、天狼星堂公演に出演。2001年よりソロ活動も始め、2002年ラボ20#13にてラボ・アワード、2004年第35回舞踊批評家協会賞新人賞を受賞。他分野の表現者との共演、キュレーター、ワークショップ公演の構成演出等、活動は多岐に渡る。近年では台湾国際暗黒舞踏芸術祭、アジア舞踏フォーラム出演、台北市でワークショップも行う。2023年より「大倉摩矢子 舞踏の稽古」始動。国内外で精力的に活動を続けている。
http://mayakoookura.com/


🟡辻 たくや Takuya Tsuji

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高校生まで海の近くで育つ。大学在学中より演劇活動を開始。以後、東京で数々の演劇公演や、ダンスシアターに出演。2011年、天狼星堂主宰の大森政秀の下で舞踏を始める。2012年より「起こっていることに生きている」をテーマにソロ活動開始。また、チェリストの五十嵐あさかとの「踊りと音」、一絃琴奏者の峯岸一水との「play mute,dance still」等、他分野のアーティストとの共同作品を持続的に発表している。
https://odamaki0930.wixsite.com/takuyakikaku


🟢南 阿豆 Azu Minami

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2013年武蔵野美術大学造形学科卒。舞踏を学び、舞台表現の可能性を追求。東京を主な活動拠点としながら、欧米やアジアなどでも作品を発表している。東日本大震災をきっかけに自身の手術の傷跡と震災の傷跡のイメージから「ScarTissue」シリーズを0から5作品までを創作、踊る。2012年舞踊批評家協会新人賞を受賞。2022年8月韓国NDA International Dance FestivalにてNDA賞受賞。10月アムステルダム舞踏フェスティバル出演。2023年NDAFestival招聘予定。今回、高原朝彦との共演は初となる。辻たくやとの“ぞうとかに”では舞踏での社会や福祉への関わり方を模索、ワークショップを実施している。


🔵河崎 純 Jun Kawasaki

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作曲家・コントラバス奏者。1975年生まれ。音楽詩劇研究所を主宰し、ユーラシアンオペラプロジェクトを進め、各国でコラボレーションを行いながら作品を発表。2022年には、ロシア・台湾・クルド・韓国・日本のアーティストと共に公演を行い、その集大成となる著書「ユーラシアの歌」の出版。韓国・ロシアの歌手をフューチャーした作曲作品CD「ユーラシアンポエティックドラマ」をリリース。演劇、ダンスなどの音楽監督として約100作品以上の作曲を担当。そのほか、舞台芸術の演出、プロデュースも行う。
https://www.biologiamusic.com/


🟣高原 朝彦 Asahiko Takahara

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東京生まれ。母親は山田流箏曲師範。中学からギターを独学。作曲家の宇井あきらに音楽理論とソルフェージュを師事。70年代末から活動を開始し、10弦ギターに転向。映画、テレビ、バレエの音楽を担当(作曲&演奏)。87〜88年ミュンヘンを本拠にドイツ各地でコンサート、オスロでアルバム制作。舞踏家との共演は、徳田ガン、川尻育、上杉満代、岩下徹、博美など。現在は都内のライブハウスでsoloを中心に、林栄一、河崎純、本田ヨシ子などの音楽家と共演している。


⚪️五十嵐あさか Asaka Igarashi

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チェロ奏者・作編曲家。東京音楽大学卒業。00年エクアドル公演以来南米の芸術家と交流し国内外で活動を行う。2013年アルゼンチン移住、自作曲アルバム「mira-ミラ(’14)」「awasqa-アワスカ(’15)」リリース。2016年日本での活動再開。5弦チェロやミニギター等使用し即興、弾き歌いする定期公演チェロと声の音楽会「音みる夜」はこの5月で8回目を迎えた。舞踏家辻たくやとのユニット「踊りと音」ほか近年は合唱、芝居、朗読、映画等音楽制作に携わっている。
http://asakaigarashi.com


※清虚洞一絃琴・宗家四代で当初出演予定だった峯岸一水が、残念ながらご逝去されました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。体調がすぐれない中この企画のことをずっと楽しみに準備をしていました。峯岸さんはこの楽器はシンプルだからこそ、その余白の美しさを聞いて欲しいといつもおっしゃっておられました。今回出演は叶いませんでしたが、関係者一同峯岸さんの思いと共に舞台に立とうと思っております。


■■■Butoh Dance workshop■■■
関連企画/舞踏ワークショップ 


2023年7月8日(土)
※舞踏未経験OK!!
1コマ/2,500円 2コマ/4,000円 3コマ通し/5,000円


13:00-14:30 
① ファシリテーター:ぞうとかに(南阿豆+辻たくや)
『存在することの踊り』


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私たちは、これまで様々な年齢や立場の方とワークショップをしてきました。舞踏を基本とした独自のメソッドで、感覚、呼吸、内面など、ダンスの技術とは異なり誰もが創作できる方法から、個々の自発性と創造力を活かしながら、存在することで立ち上がる踊りのサポートをします。

14:45-16:15 
② 大倉 摩矢子
『言葉で名づけられないものたちへ』


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言葉になる以前の感覚に出会うことから始めます。内から外へ、外から内へ、どこまでも広がる感覚やどこまでも深く沈潜していくからだの感覚を遊びます。繊細に、濃密に、大胆に。溶け合い、時には風通し良く。一人一人の内奥から生まれてくる舞踏、生命の動きを紡いでいきます。


16:30-18:00 
③ 胡嘉(Hu Chia)
『台灣猴鶴雙形拳』


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台灣猴鶴雙形拳は軟肢内家拳という武術の一種で、静かでゆっくりとした動作のトレーニングを重視し、身体的なポーズや動きを大切にすることで身体が柔軟性を増し、自然で滑らかな動作を実現します。禅のような心を持ち、シンプルな武術を習得することで、心身の鋭敏さや集中力を伴った舞踏表現となることでしょう。 身体と手足の調和が取れることで心身が合一され、内なる平和を実現することにも繋がります。

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制作:Walks project
https://sites.google.com/view/walks-project/%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E5%85%AC%E6%BC%94

助成:
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
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舞踏エクスチェンジ!Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange!!

2023.6.08
台北市 龍山寺
Taipei City, Taiwan
Rongsan Temple

舞踏
胡嘉(Hu Chia)× 大倉 摩矢子(Mayako Okura)
撮影
Claude Hofer

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即興improvisation Photo shooting!!!
Thanks for the exciting improv session!

胡嘉さんは7月は来日✨
テルプシコールで開催する
Japan-Taiwan Butoh Dance Exchangeで
7/8(土)ワークショップ
7/9(日)パフォーマンス
を行います。

台北では胡嘉さんからいろいろなお話しをお伺いしてきました。現在の国際情勢下において胡嘉さんの舞踏への想い、なぜ舞踏をやるのか。その核心は闇夜を照らす光であると感じます。7/9の終演後はアフタートークも。

この機会をぜひお見逃しなく!

明日以降は本企画の詳細、各ワークショップ、出演者の皆さんのプロフィールをご紹介していきます。お楽しみに✨✨✨

☟☟☟
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Mr. Hu Chia will be visiting Japan in July.
Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange will be held at Tokyo,Terpsichore

7/8(Sat) Workshop
7/9(Sun) Performance

In Taipei, we have heard various stories from Mr. Hu Chia. In the current international situation, what is Mr. Hu's passion for butoh and why does he do it?

At its core, it is a light that illuminates the darkest night.

After the performance on July 9, there will be an after-talk.

Don't miss this opportunity!

From tomorrow, we will introduce each workshop of this project and the profiles of the performers. Please look forward to it ✨✨✨✨.

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舞踏写真 butoh photos 『Walks〜まにまに道中狂詩曲』

2023年5月19日•20日
Walks project 舞踏公演
『Walks〜まにまに道中狂詩曲〜』
舞踏:大倉摩矢子 辻たくや
撮影:小野塚誠

May 19-20, 2023
Walks project Butoh performance
Walks - Manimani Dochu Rhapsody
Butoh:Mayako Okura , Takuya Tsuji
Photo by Makoto Onozuka

菅原道真が詠んだ歌に「このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず手向山(たむけやま) 紅葉の錦 神のまにまに」
という歌があります。「まにまに」の語感がなんとなく良くて覚えていました。

調べてみると「まにまに」には「~のままに」「~とともに」「~その動きに任せるさま」
などという意味があります。

また「狂詩曲(=ラプソディー)」は、一定の形式をもたず、いくつかの民族的または叙事的な楽想をつぎつぎに配列した、きわめて自由で奔放華麗な器楽曲のこと。「狂詩」は、江戸中期以降に流行した、人間や社会の卑俗な面を滑稽に詠じる詩。

世界情勢、社会情勢が混迷を極める今、私たち一人一人がどのように歩み、生き、未来を創造するのか。この問いの答えはすぐには出ないのかもしれません。

しかし、模索しながらもあらゆる可能性に開かれ委ね、歩んでいく道のりは、必ず豊かな世界へ、生命の歓びへと繋がって行くと信じます。

さあ、そこは、意識にのぼらない私たちの体に刻まれた原風景。
そこに共に在り続ける生命の豊かさ満ちる聖域―名付けて“まにまに道中”。
一歩ずつ確かなものにしながら、現代の“舞踏版狂詩曲(ラプソディー)”として踊ります。

Walks project
大倉摩矢子 辻 たくや


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台湾 台北市での公演を終えて

妖獸都市Butoh Monster City Festival-TW/HK 2023
2023年6月10日(土)
台北市での公演は100名以上の観客の皆様の熱気の中で大成功の企画だったと思います。台湾、香港の舞踏家の中で大倉は日本から15分のソロで出演させて頂きました。2017年の公演以来6年ぶりの台北、久しぶりに会えた舞踏家、音楽家の皆さん、初めましての皆さん。時も国境も関係なくずっとずっと前から知っていたような自然な感覚でした。

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大倉のソロは5月のWalks project公演『Walks〜まにまに道中狂詩曲〜』でのソロと同じテーマ〈原風景〉。シンプルな即興舞踏。からだの内に広がる原風景の中にたんたんと歩み一体になり自分はいなくなり消えていく。

大倉の原風景というのは子供の頃、それまで育っていた穏やかな風土の岡山市内から引っ越し、それまでの友達もいなくポツンと投げ出された北関東、武蔵野の地。秋から冬にかけてのカラッカラに乾いた強い風、自分の背丈より高いススキの原の中、父と二人で土を掘り、小さな虫たちを観察する。

ある日の夕方、そんなススキの原でボンヤリと立っていたときのこと。自分の体が細い細いススキのようになってゆき、自分は一体ススキなのか?穂先から風に吹かれて飛んでいく種子たちなのか?風なのか?わからなくなり ただ風に吹かれて武蔵野の風景の中に消えて行き自分がいなくなっていく。同時に空っぽになったからだの中には武蔵野のススキや虫や…あらゆる存在が一緒に生きていた。奇跡のような瞬間だった。その体験をこの15分のソロの中で追体験する。

しかし『まにまに道中狂詩曲』の稽古期間何度も辻くんと稽古してきた。そして本番を経て、もはや大倉の原風景は自分だけのものではなく辻くんの原風景、本番に立ち合ってくださった皆さんの原風景とも交感し合い、新しい景色が体の中に広がっている。

そして台北に滞在して数日の間にも日本とは異なる土地の熱気、湿度、動植物、台北の街や人の生命力に触れて混ざりあっていく。

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本番の即興では一体どんな風景が立ち現れるのかもはや私の頭脳にはわからない。ただただ自分がいなくなっていくこと。会場を満たす空気と、観客の皆さんと繋がり続け瞬間から瞬間へ生きるのみだった。

本番で歩んだ〈原風景〉はあの日の舞台、舞踏の生まれる瞬間に立ち合ってくれている観客のみなさん一人一人の魂の景色でもあったのか?

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観に来てくれた観客の方から

•大倉が舞台に現れた瞬間、空間と時間が変わった。その最初の瞬間から最後まで目を離すことができず惹き込まれた。その体験は言葉で言い表すことができない。
•無限大に広がるようだった。
•コンセプトではなくからだそのものからとてもインスピレーションを受けた。

等のご感想を頂き感謝とともに、それは5月の『まにまに道中狂詩曲』のときと同様の言葉であったこと、そしてまた翌日のワークショップでは

摩矢子先生、

最後の即興舞踏では、冒頭で「生きる喜び」を感じました。この世界には、こんなにたくさんの生き物がいるんだ」という喜びを感じました。

そして、岩になったような気分でした。視界が遠くなり、巨大になった。宇宙はとても大きい。

最後には、自分が自分になっている。

その過程で、こんなにも楽しい経験を得ることができました。

本当にありがとうございました。

というご感想を頂いた。

これらの体験から私は、
私たちの祈りは言葉も民族も国境も越えることができる、確かに全ての生命は交感し合い繋がり合っていると確信した。

今回の公演を経てまた新しい景色がからだの中に生まれている。

ここからまた一歩一歩、たんたんと歩んでいくのだ。

貴重な生命の誕生の場を頂いた全てのご縁に感謝致します。

Photo by Maximillian Cheng

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(English below)
Butoh Monster City Festival-TW/HK 2023
Saturday, June 10, 2023
The performance in Taipei City was a very successful project with an enthusiastic audience of over 100 people. Among the Butoh dancers from Taiwan and Hong Kong, Okura performed a 15-minute solo from Japan; it had been 6 years since the 2017 performance in Taipei, and all the Butoh dancers and musicians whom we had not seen for a long time, and to whom it was a pleasure to meet. It was a natural feeling as if we had known each other for a long, long time, regardless of time and borders.

°°°°°°°°°°°°

Okura's solo was on the same theme of "original landscape" as his solo in the May Walks project performance "Walks - Manimani Michu Rhapsody. A simple improvised butoh dance. The dancer steps steadily into the original landscape that spreads inside the body, becoming one with it, and then disappearing.

Okura's original landscape is the Musashino area in northern Kanto, where she was thrown out as a child, without any friends, after moving from Okayama City, where she had grown up in a peaceful climate. In the dry and strong winds of autumn and winter, in a field of silver grass taller than I was, my father and I would dig in the dirt and observe small insects.

One evening, I was standing in a daze in such a field of silver grass. My body began to resemble a thin, thin awn, and I wondered if I was awn at all. Are they seeds blowing in the wind from the tips of my ears? Was it the wind? I lost track of myself and simply disappeared into the landscape of Musashino, blown away by the wind, and I disappeared. At the same time, inside my empty body, the silvergrass, insects, and all the other beings of Musashino were alive together. It was a wonderful moment. I will relive that experience in this 15-minute solo.

However, during the rehearsal period of "Manimani Michu Rhapsody," I had practiced many times with Tsuji-kun. After the performance, Okura's original landscape is no longer only her own, but also that of Tsuji and everyone who was present at the performance, and a new landscape is spreading inside her body.

And even during the few days in Taipei, he was exposed to the heat, humidity, flora and fauna, and vitality of the city and people of Taipei, which are different from those of Japan, and they became blended together.

My brain no longer knows what kind of landscape will emerge during the actual improvisation. It is simply that I am disappearing. All I could do was to continue to connect with the air that filled the venue and the audience, and live from moment to moment.

The "original scenery" that I walked through in the performance was the scenery of the soul of each and every one of the audience members who were present at the moment of the birth of Butoh on the stage that day?

From the audience who came to see the performance

-The moment Okura appeared on stage, space and time changed. From that first moment until the end, I could not take my eyes off the stage and was drawn in. I can't describe the experience in words.
-It seemed to expand to infinity.
-I was so inspired not by the concept but by the body itself.

I am grateful for the feedback I received, which was similar to the feedback I received for the "Mani Mani Michu Rhapsody" in May, and for the workshop the following day, where I was able to learn from the participants' experiences.

Mayako, the next day's workshop, was a great success,

In the last improvised butoh dance, I felt the "joy of living" at the beginning. I felt the joy of "there are so many living things in this world.

And I felt like a rock. My vision became distant and huge. The universe is so big.

At the end, I became myself.

I got such a pleasant experience in the process.

Thank you so much.

I received your feedback.

From these experiences, I am convinced that our prayers can transcend language, ethnicity, and national borders,
I am convinced that our prayers can transcend language, ethnicity, and national borders, and that all life is indeed interconnected and intercommunicating.

After this performance, a new view was born in my body.

From here, we will continue to move forward step by step.

We are grateful for all the opportunities we have received to be a part of this precious birth of life.

Photo by Maximillian Cheng

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プロフィール

mayakoookura

Author:mayakoookura
舞踏家・大倉摩矢子 BUTOH DANCER Mayako Okura

略歴や活動の情報を下記サイトに掲載しています。
Biographical information and information on their activities can be found on the following website.

◆大倉摩矢子 略歴 PROFILE

◆大倉摩矢子 Official Website

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